PayPay(ペイペイ)カード。
2025年4月末時点の「PayPayカード」および「PayPayカード ゴールド」の発行数は1,400万人を突破した。
まさに超人気とも言えるクレジットカードだ。

私自身「PayPayカード」になる前の「Yahoo! JAPANカード」時代から使っており、かれこれもう6年ほど使っております。
※2022年4月1日より、「Yahoo! JAPANカード」は「PayPayカード」にサービス名称を変更しております。
多くの方に愛されるPayPayカードの魅力とは一体何なのか?
今回の記事では私の長年の利用体験も含め、PayPayカードのお得さや便利さ、魅力を書いていこうと思う。
※PayPayカードのお申し込みサイトはこちら
PayPayカードの基本情報

国際ブランド | ・VISA ・Mastercard ・JCB |
年会費 | 永年無料 |
発行対象者 | ・高校生を除く18歳以上の方 ・本会員と生計を同一にする配偶者、親、子供 |
ポイント 基本還元率 | 1.0% |
最大発行枚数 | 最大3枚 ※国際ブランドごとに1枚ずつ発行可 |
家族カード | 付帯可能 (本会員カード1枚につき最大10枚) 年会費無料 |
ETCカード | 付帯可能(最大5枚) 年会費550円(税込)/1枚あたり |
付帯保険サービス | ー |
PayPayカードは入会金・年会費永年無料のクレジットカード
PayPayカードには年会費の掛かる上位グレードの「PayPayカード ゴールド」もあるが、今回の記事で紹介するのは一般カードの「PayPayカード」の方だ。
PayPayカードは入会金・年会費永年無料のクレジットカード
である。
入会金・年会費永年無料である事にこだわりのある方も多い方思うので、まずここを紹介させて頂いた。
ただ、PayPayカードは入会金・年会費永年無料とは思えないほど、お得に・便利に使えるクレジットカードだ。
お得に便利に利用するためにはPayPayアプリが必須
PayPayカードを利用するなら、このPayPayアプリをスマホに入れて利用する事は必須とも言える。
なぜならPayPayカードとPayPayアプリを連携させる事により、チャージ不要でのPayPayアプリによる決済が行えるようになったり、もらえるポイント還元率がアップしたりもするからだ。
そして単純に、PayPayアプリをスマホに入れれば、PayPayカードの加盟店(VISAの加盟店など)だけで無く、PayPayアプリの加盟店でもキャッシュレス決済が出来るようになるので、使い道が広がって便利になる。
PayPayアプリは加盟店数や利用者数が非常に多い。
公式サイトによると、PayPayの加盟店数は累計で410万カ所超、利用可能箇所数:235万カ所超(2023年3月時点)。
ユーザー数はキャッシュレス決済アプリの中でも特に多く、6,500万人を突破(2024年8月10日時点)したとの事。
キャッシュレス決済アプリの中でもPayPayは、業界で「一人勝ち」しているなんて言われているのも度々目にする。
実際私も使っているが、数あるキャッシュレス決済アプリの中でもPayPayに対応している加盟店は特に多くて使い道が多く、非常に使いやすくて重宝している。
PayPayカードのポイント還元率

PayPayカードのポイント基本還元率は
PayPayカードのご利用金額200円(税込)ごとに「1%」
また、PayPayステップの条件を達成する事により、
最大「1.5%」に出来る。
※画像にも記載されていますが、PayPayステップの条件達成に向け、PayPayアプリに登録したプラスチック製のカード利用分とクレジット利用分で合算可能です。
基本還元率(付与率)は、
PayPayアプリの残高利用の場合:0.5%
PayPayアプリにPayPayカードを登録してクレジット利用する場合(つまりPayPayクレジットを利用する場合):1.0%
プラスチックのクレジットカードとしてそのまま利用する場合:1.0%
となり、PayPayカードを利用するとPayPayアプリの残高利用に比べ、その基本還元率は倍の違いとなる。
残高利用であればPayPayカードを登録せずとも利用出来るが、ポイント還元率の事を考えると断然PayPayカードをアプリに登録しておいた方が良い。
PayPayステップの条件達成でもっと高還元率のポイント(最大1.5%に)

もう一度画像を掲載させて頂いた。
先述もしたが、「PayPayステップ」の条件を達成する事により、もっとポイント還元率を上げる事が可能だ。

最大1.5%もらうにはPayPayカードをPayPayアプリに登録する事が必要です。
PayPayカードを利用していく中で、次の二つの条件を達成するとPayPayステップ条件達成だ。
この条件を前月達成で、さらにポイント還元率が0.5%アップする。
Yahoo!ショッピング(ふるさと納税除く)・LOHACOのご利用など一部特典付与の対象外となる場合があります。詳しくはPayPayステップをご確認ください。
つまり、基本の還元率である1.0%と足して合計で最大の「1.5%」に出来るという事だ。

うむむ…
ワシにとっては一ヶ月の間にこの二つの条件を達成するのは…ちと厳しいかのぅ…
というのは私個人の本音だが、達成できなかったとしてもPayPayカードがあれば「1.0%」のポイント還元率には出来るのでそこはご安心を。
還元率「0.5%」のカードもよくあるので、「1.0%」はよくある定番のポイント還元率ではあるが、安定した十分なポイント還元率という言い方も出来る。
そしてPayPayアプリやPayPayカードの場合は、その還元率で使える場が非常に多いのでやはりお得だ。
Yahoo!ショッピング特典で多くのポイントがもらえるようになる

※1 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
※2 開催期間:2022年10月12日(水)~終了日未定。詳細はこちらをご確認ください。
※3 ご利用金額200円(税込)ごとの付与。家族カードご利用の場合、ポイントは原則本会員に付与されますが、家族カードをPayPayアプリに登録した場合、家族会員に付与されます。
※4 対象金額に対して付与されます。その他付与上限、条件あり。詳細はこちら
ヤフーショッピングやLOHACOを利用する方々にはとっては非常にお得になる特典だ。
この特典の仕組みも時期によって多少内容が変わったりもしているが、2025年8月時点での仕組みはこのようになる。
2025年2月1日(土)より、ストアポイント1%、毎日もらえる3%、LYPプレミアム特典2%について、PayPayポイント(期間限定)の付与に変更されました。
PayPayポイント(期間限定)は、LINEヤフーの一部サービス・キャンペーンで貯めて使える、有効期限のあるPayPayポイントです。
※詳細はこちら
「PayPayカード」やPayPayアプリの「PayPayクレジット」を利用してヤフーショッピングやLOHACOでのお買い物をすると、毎日最大5%のポイントをもらう事が出来る。
さらには「5」の付く日(その月の「5日」や「15日」など)に利用すると、さらに「+4%」のポイントももらう事が出来るのだ。
ただし、もらえるポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があるのにはご注意頂きたい。
そしてLYPプレミアム会員の方はさらにもっとポイント還元率を高める事も出来る。
LYPプレミアムとはLINE・ヤフーをお得に利用出来る月額会員サービスです。
※詳細はこちら
下記説明をご覧頂きたい。


PayPayカードゴールド会員の方や、ソフトバンクやワイモバイルユーザーの方は、追加料金無しでLYPプレミアム特典を使い放題に出来ます(※対象プランなどの条件はありますが、多くの方が使い放題に出来ます。詳細はこちら)
私もワイモバイルユーザーなので、ヤフーショッピングの利用でのポイント還元率がさらに「+2%」になり、毎日ポイント還元率の「+5%」と合わせて「最大7%」にする事が出来ています。
それに加えて先ほど紹介の「5のつく日」に合わせて買い物をすれば、さらに「+4%」になります(計最大11%)。
またLYP会員向けのポイントキャンペーンが開催される事もあり、PayPayカードを持っているソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーにとってヤフーショッピングは、物凄くお得にポイントを貯めやすいショッピングサイトとなっているのだ。
ソフトバンク・ワイモバイルの通信料の支払いでポイントが貯まる


※ソフトバンク/ワイモバイル特典の一部変更のご案内
毎月のスマートフォン・携帯電話の通信料等に応じて貯まるソフトバンクポイントの付与条件を、以下のように変更されました。
・変更対象
PayPayカード ゴールド ワイモバイルスマホ通信料等
・変更内容
【現在】 最大3%
【変更】 最大10% 2025年2月請求分(2月1日-28日のご利用分)より適用
・詳細はこちら
先述したように私自身もワイモバイルユーザーであるが、ソフトバンクやワイモバイルを利用している方々は、その月々の通信料などの支払い料金もPayPayカードで支払えばポイントを貯める事が出来る。

画像のように、特にゴールドカード会員の方はポイント還元率が高くなっています。
私の場合はグレードはゴールドでは無く、一般グレードのPayPayカードであり、使っているスマホはワイモバイルなので「1%」の還元率ではある。
しかし毎月の固定費であるスマホ代の支払いでポイントをもらえるという事を考えると、1%の還元率であってもお得感はかなり大きいと感じる。
ソフトバンクユーザーの方であればゴールドでなくとも「1.5%」の還元率に出来るので、お得感はさらに大きい。
公共料金の支払いにも使える
公共料金といった金額もかなり高くなる毎月の固定費を、ポイントの付くクレジットカードで払うと非常にお得だ。
PayPayカードはこの公共料金の支払いでも使う事が出来る。
公共料金や継続決済のお支払いでも、PayPayカードで1%、PayPayカード ゴールドで1.5%のPayPayポイント(※)が貯まります。
※ ご利用金額200円(税込)ごとに付与。出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
引用:PayPayカード
ただし、こういった固定費の支払いで使えるクレジットカードというのは他にも多くある。
「公共料金の支払いでのポイント還元率がどれだけ高いか」という観点から見た場合には「リクルートカード」が高くなっているので、入会金・年会費無料のカードで公共料金のポイント還元率をとにかく高めたい、という人にはリクルートカードがおすすめだ。
PayPayカードのデメリット
旅行保険やショッピング保険などの付帯保険が付かない
クレジットカードに付いてくる付帯保険の定番の物として、
- 旅行保険
- ショッピング保険
がある。
PayPayカードの場合、この「付帯保険」が付かないので注意が必要だ。

ただし、上位グレードの「PayPayカードゴールド」であればバッチリ付帯保険は付いてきます。
付帯保険がどれだけ必要かは本当に人それぞれではあるし、私個人としては正直あまり必要としていない派なので大してマイナス要素には感じないが、一般グレードのPayPayカードに付帯保険は付かないというのはしっかりと覚えておきたい所だ。
PayPayカード付帯のETCカードを利用する場合は年会費が掛かる
クレジットカードを作ると、別途ETCカードも作れるという場合も多い。
有料道路の料金所を通信によってストレスなくスッと通過出来るようにしてくれるETCカード。
さらにはETCを利用すると、休日や早朝・深夜など通行する時間帯によって料金が割引になるサービスが適用される。
そしてその有料道路を利用する際に掛かった料金も利用料金としてカウントされ、ポイント還元の対象にする事が出来るのでお得で便利だ。
PayPayカードのETCカードではPayPayポイントが貯まるという事だ。
しかし、PayPayカードのETCカードを利用する場合、1枚当たり「年会費550円」が掛かるので注意が必要だ。
※最大5枚まで作れます。
クレジットカードを作って別途ETCカードも作るという場合、ETCカードは発行手数料や年会費が無料という形で作れるというクレジットカードもあるが、PayPayカードでETCカードを作る場合は「年会費550円」が掛かる。
リボ払いを利用する場合は手数料が高めになる
PayPayカードの利用料金の支払方式の一つに「リボ払い」がある。

「リボ払い」とは、利用金額や件数に関わらず、毎月一定の金額を返済する方式です。
「リボ払い」は他の多くのクレジットカードでも利用出来るが、手数料が掛かる支払方式だ。
PayPayカードの場合、この手数料が他カードと比較して若干高めと言える実質年率「18.00%」になっている。
18.00%に設定されているカードはもちろん他にもあるが、例えば多くの方に利用されている定番クレジットカードの「楽天カード」や「リクルートカード」の場合は実質年率「15.00%」だ。
このリボ払い手数料が実質年率「15.00%」に設定されているクレジットカードは、この他にも多くあるという事を考えるとPayPayカードのリボ払い手数料は割高とも言える。
スマホからでないと申込みが出来ない
パソコンから申し込みサイトをご覧になって頂いた方はお気付きかとも思うが、
PayPayカードの申し込みはパソコンや電話からでは出来ず、スマホからの申し込みとなる。
スマホに慣れておらず、電話で申し込みをしたいという方もおられるかもしれないが、電話では申し込みが出来ないのでご注意頂きたい。
支払日や支払い方法
PayPayクレジット・PayPayカードの利用料金は、
「毎月月末締め、翌月27日(非営業日の場合は翌営業日)」
の支払いとなる。
もちろん支払方法は「一括払い」だけでなく、
- リボ払い
- 分割払い
- ボーナス払い
から選べるようになっている。
ただし、先に紹介したようにPayPayカードのリボ払いを利用する場合、リボ払い手数料が「実質年率18.00%」と高めに設定されているのにはご注意頂きたい。
PayPayカード ゴールドとの比較表
この記事内でも度々出てきている「PayPayカードゴールド」について、一般カードである「PayPayカード」との比較表にしようと思う。
PayPayカード ゴールド | PayPayカード | |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB | Visa/Mastercard/JCB |
年会費(本会員) | 11,000円(税込) ※家族カード 無料 ※ETCカード 無料 | 永年無料 ※家族カード 無料 ※ETCカード 550円(税込)/1枚あたり |
発行対象者 | 本会員と生計を同一にする配偶者、親、子供 ※18歳以上の方 | 本会員と生計を同一にする配偶者、親、子供 ※18歳以上の方 |
最大発行枚数 | 最大1枚 | 最大3枚 |
家族カード | 付帯可能(最大3枚) | 付帯可能 (本会員カード1枚につき最大10枚) |
ETCカード | 付帯可能(最大5枚) | 付帯可能(最大5枚) ※550円(税込)/1枚あたり |
ポイント基本付与率 | 最大1.5% | 最大1% |
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用特典 | 毎日最大7% | 毎日最大5% |
ソフトバンク/ワイモバイル スマホ特典 | ・ソフトバンク 最大10% ・ワイモバイル 最大10% | ・ソフトバンク 最大1.5% ・ワイモバイル 最大1% |
空港ラウンジ利用 | 国内・ハワイの主要空港ラウンジが利用可能 | ー |
付帯保険サービス | 海外旅行傷害保険 最高1億円 国内旅行傷害保険 最高5,000万円 ショッピングガード保険 最高300万円 | ー |
LYPプレミアム | 全特典が使い放題 | ー |
※比較表についての詳細はこちら
ゴールドカードは年会費11,000円(税込)は掛かるものの、この記事でも書いてきた通りポイント還元率があらゆる場でより高くなり、特にソフトバンクやワイモバイルの通信料等の支払いでのポイント還元率の高さは際立っている印象だ。
基本還元率も「1.5%」と高くなり、ペイペイステップを達成すればさらに還元率を高くする事も出来る(最大2%)。
そしてゴールドカードでは付帯保険の内容が非常に充実しており、旅行によく行くという方では空港ラウンジ利用のサービスも利用可能になる。
使い道の多いPayPayカードで便利にPayPayポイントを貯めていくわよ
私自身PayPayカード長年使ってきて直感的に思う事は、とにかくPayPayカードはあらゆる場で使えるように出来て便利であるという事。

PayPayアプリにPayPayカードを登録した「PayPayクレジット」と、PayPayカードそのものをそのまま使う「クレジットカード利用」、この両方で使えるようにしておくと物凄い使い道が多くなります。
当然ポイントも非常に貯めやすくなります。
「~ペイ」といったキャッシュレス決済アプリは今では物凄い多くの種類が普及され、「PayPay」以外にも沢山ある。
そのうち「かとちゃんペイ」が出てくるのではと思わせるほどだ。
そういった中、やはり他のキャッシュレス決済サービスと比較しても使える場所がとにかく多いのが「PayPay」といった印象だ。
そのPayPayをよりもっとお得に、そして使える場もより多くしてくれるPayPayカード。
みなさまも生活をよりお得に、そして便利にしていくためにご自分に合った便利なキャッシュレス決済アプリやクレジットカードを見つけて頂ければと思う。
そのためにもこの記事が参考の一つになれば幸いだ。
ご精読頂きありがとうございました。
※PayPayカードのお申し込みサイトはこちら
コメント